お気軽にご相談ください!
肘部管症候群



- 小指と薬指にしびれや痛みがあり、箸を使った食事が困難になってきた
- 朝起きたときに手がこわばって、握力が入らない状態が続いている
- 細かい作業や書字作業で手に力が入らず、仕事に支障をきたしている
- 湿布や痛み止めを使っても症状が改善せず、効果を感じられない
- 夜中に手のしびれで目が覚めてしまい、熟睡できない日が続いている
- 手術を勧められたが、できれば手術以外の方法で改善したいと考えている
- 症状の原因がはっきりせず、何科を受診すべきか迷っている

肘部管症候群とは
肘部管症候群とは、肘の内側にある「肘部管」という狭いトンネル状の部分で尺骨神経が圧迫されることによって起こる病気です。尺骨神経は小指と薬指の感覚や手の筋肉の動きをコントロールする重要な神経で、この神経が圧迫されると主に小指と薬指にしびれや痛み、筋力低下などの症状が現れます。

手根管症候群に次いで多く見られる神経の圧迫による障害で、進行すると手の筋肉が萎縮し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
罹病率は人口10万人当たり25人と報告されており、これは日本全国で約31,000人の患者がいることを意味します。男性に多く発症する傾向があり、高齢になるほど発症率が高くなります。

肘部管症候群を放置すると、神経の圧迫が継続することで症状は進行性に悪化していきます。初期のしびれや軽い痛みから始まり、徐々に握力の低下、細かい動作の困難、手の筋肉の萎縮へと進行します。
また、最終的には小指と薬指が曲がったまま伸ばせなくなる「鉤爪指変形」という状態になり、手の機能が著しく低下します。この段階になると手術を行っても完全な回復は困難となり、日常生活や仕事に永続的な支障をきたすことになります。
肘部管症候群の原因
開院以来、当院には肘部管症候群でお困りの方が数多く来院されています。
これまでの豊富な施術経験から言えるのは、肘部管症候群の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

肘部管症候群の原因として、主に次のようなものが挙げられます。
- 変形性肘関節症
-
加齢や過度の使用により肘関節に変形が生じ、肘部管が狭くなることで尺骨神経が圧迫されます。最も多い原因で全体の約60%を占めます。
- オズボーン靭帯の肥厚
-
肘部管の屋根部分にあるオズボーン靭帯が厚くなることで神経を圧迫します。繰り返しの肘の屈伸運動が原因となることが多いです。
- 外傷後の変形
-
肘周辺の骨折や脱臼後に生じた内反肘や外反肘変形により、肘部管の形状が変化して神経圧迫が起こります。
- ガングリオンによる圧迫
-
肘の内側にできた良性の腫瘤(ガングリオン)が神経を圧迫することがあります。
- 滑車上肘筋による圧迫
-
通常は存在しない滑車上肘筋という筋肉の破格により神経が圧迫される場合があります。
肘部管症候群はこのようなさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。
このような複数の原因が引き金となり、肘部管の狭窄や神経の癒着などが発生し、肘部管症候群が発症します。原因は人によって異なり、単に神経の圧迫を取り除くだけでは、全ての問題の解決とはなりません。
このようにお一人おひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。
病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。肘部管症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います
肘部管症候群への対応として、次のようなものが一般的です。
- 薬物療法
-
消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛治療薬を用いて痛みやしびれの軽減を図ります
- 装具療法
-
肘の過度な屈曲を制限するサポーターや装具を使用して神経への圧迫を軽減します
- 注射療法
-
肘部管周辺にステロイド注射を行い、炎症を抑制して症状の改善を目指します
薬物療法
根本的な圧迫の解除にはならず、長期服用による副作用のリスクがあります。また、神経障害が進行している場合は効果が限定的です。
装具療法
日常生活での制限が生じ、長期装着による皮膚トラブルや筋力低下の可能性があります。根本的な治療ではないため症状の進行を完全に止めることは困難です。
注射療法
一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。感染や神経損傷のリスクも伴います。
肘部管症候群を改善するために
まずは、あなたの肘部管症候群の原因を見極めます。原因を特定しないまま治療を進めても、改善は見込めないからです。

当院は、整形外科的検査に加え、独自の4種類の検査で肘部管症候群の原因を見定め、明確な根拠を元に計画的に施術を進めていきます。
当院の特徴
国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。
当院 | グループ院 | |
---|---|---|
施術者 | 最後まで担当 | 国家資格を持つ院長が技術レベルに差が生じる | 施術者によって
検査 | 原因を特定 | 整形外科検査と独自検査で検査がない場合や検査結果が共有されていない |
施術 | 不調全般に対応 可能 | 痛みだけでなく体の(肩こり・腰痛のみ) | 対応範囲に限度
肘部管症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。
体の動きが本来の設計図通りに機能しないことで、痛みが生じています。痛みの部位や程度、身体の反応や動き、力の入り方の変化などを総合的に診て、その痛みの原因を特定していきます。
これらの検査結果から、治療計画を立てて、お一人おひとりの症状に最適な施術で改善へと導きます。
身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。
この変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。肘部管症候群でお困りなら、ぜひ当院にお任せください。
肘部管症候群のQ&A
- 肘部管症候群は自然に治りますか?
-
肘部管症候群は神経の物理的圧迫が原因のため、自然治癒は期待できません。早期の適切な治療により症状の進行を防ぎ、改善を図ることが重要です。
- 肘部管症候群の人がやってはいけないことは?
-
長時間の肘の屈曲姿勢、肘への直接的な圧迫、重いものを持つ作業は避けるべきです。症状を悪化させる可能性があります。
- 手根管症候群と肘部管症候群の違いは何ですか?
-
手根管症候群は親指から中指にかけてのしびれですが、肘部管症候群は小指と薬指のしびれが特徴です。圧迫される神経と部位が異なります。
- どのくらいの期間で症状は改善しますか?
-
症状の程度や治療法により異なりますが、適切な治療を行えば数週間から数ヶ月で改善が期待できます。早期治療ほど回復が早くなります。
- 手術以外で完治する可能性はありますか?
-
軽度から中等度の症例では、適切な保存療法により症状の改善が期待できます。ただし重度の場合は手術が必要になることがあります。
- 日常生活で気をつけるべきことはありますか?
-
肘を長時間曲げた姿勢を避け、肘当てなどで直接的な圧迫を防ぐことが大切です。適度な運動と正しい姿勢を心がけましょう。

肘部管症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

- 箸を使った食事や細かい作業が再びスムーズにできるようになり、日常生活の質が向上する
- 夜間のしびれや痛みがなくなり、深い眠りを取り戻して疲労回復ができる
- 握力が回復して重いものを持てるようになり、仕事や趣味活動に積極的に取り組める
- 手術への不安から解放され、精神的なストレスが軽減される
- 症状の進行を止めることで将来への不安がなくなり、前向きな気持ちで生活できる
肘部管症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。


佐藤先生は、私が開発したJTAフラッシュリプロ療法を早くから学び、マスターされた先生です。
体の痛みや不調が引き起こされるのは関節や姿勢、運動が問題となっています。この療法は、正常な関節運動に戻してくれる手法です。
長年の膝や肩の痛み、腰痛などおありでしたら、こちらの院で施術を受けると体の動きが変わったと実感できるはずです。
理学療法士 笹川大瑛 先生
日本JTA代表
一般社団法人日本身体運動科学研究所代表理事
JTAフラッシュリプロ療法開発者。雑誌の取材や国内外で講演も行っている。




国家資格を持つ院長が
最後まで担当

柔道整復師の国家資格者で臨床27年のべ10万人以上の経験を持つ院長が、問診から施術まですべてを担当します。安全で高いレベルの治療を受けることができますので、安心してお越し下さい。
施術者に国家資格があるかどうかわからず、またスタッフが多くいるとあなたの体の状態を共有していない場合や施術レベルにばらつきが出てしまう可能性があります。
4種類の独自検査で
「不調の原因」を特定

整形外科検査はもとより当院独自の力の入り方や可動性のテスト、痛みが誘発される動きがある場合は筋肉反射テストを使い、不調の原因を特定します。最短で改善へ導くために、検査はとても重要です。
検査をしない場合や痛いところだけを施術をすることが多いようです。痛むところに原因があるとは限らないので、その場合は改善しません。
関節内部の動きに着目した新発想の整体

当院の治療は、独自の手技療法で強い力を加えるものではありません。またそれ自体が原因特定のアプローチにもなります。原因を特定し、根本改善へと導く施術を行います。
なかには瞬間的に力を加えたり、痛くても無理に揉んだり動かしたりする治療もあります。それでは変化が出たとしても原因が特定できず、治療期間や治療頻度の判断も難しくなります。
整形外科病院での豊富な臨床経験

整形外科病院で7年間経験を積みました。一般的な疾患や珍しい疾患まで、普通の治療院の10倍ほどの臨床経験があります。多様な症状に対応可能です。
こだわりの通いやすさ

改善のために通いやすさも重要ポイントです。入谷駅から徒歩5分、三ノ輪駅から7分。最終受付は19時。間に合わない場合はお電話ください。土曜日も開院。完全予約制ですので、お待たせしません。また、継続可能なように治療費も良心的に設定しています。

①問診票への記入

電話でお問い合わせの方は重複するかもしれませんが、あなたの状態を知る貴重な情報となります。できるだけ詳しくご記入下さい。記入しづらいことなどありましたら、問診時に直接お伝え下さい。
②問診

初対面で緊張されるかもしれませんが、思うように話して下さい。経過の長い方やお悩みの多い方は、過去のケガや病気、生活習慣などをお聞きする場合もあります。将来的な目標などもお伺いします。
③一般検査

整形外科的検査、動きの検査、圧痛検査などを行い、体の状態を把握していきます。ぎっくり腰や寝違えなどで痛むときは、動かしやすい方と動かしにくい方だけでもある程度状態がわかります。
④当院独自の検査

現時点での姿勢を支える力を把握し、力の変化をみることで治療の優先順位が決まります。また、これは治癒力の検査でもあります。
⑤検査結果を踏まえ治療法の説明

検査で得られた情報をもとに必要な治療計画を説明します。わからないことや疑問などありましたらご質問ください。
⑥施術

重要な骨盤や体幹の関節に対する治療を痛みのない程度の力で行います。体を緩めるために運動法やマッサージをすることもあります。気になる点がございましたら、遠慮なくおっしゃって下さい。
⑦施術後検査

施術後にどんな変化があったかを確認します。多くの方は、体を動かせる範囲が広くなり、歩くのが辛いようなぎっくり腰でも楽に歩けるようになります。
⑧次回のご予約・会計

あなたの今の体の状態から判断し、次回治療日をご案内いたします。治療費は現金でのお支払いをお願いします。
⑨施術計画書の説明・アドバイス

数回の治療とその後の経過から、治療頻度、期間などあなたにあった治療計画を責任を持ってお伝えします。体が改善するに従い、セルフケアなどのアドバイスも致します。


①日比谷線入谷駅下りホーム(2番線)前方4番出口からが便利です。改札を出るとエスカレーター、階段、その奥にエレベーターにつながる通路があります。

②地上へ出ると、左側に大きな交差点があります。その交差点を左折して下さい。大きな通り(昭和通り)を三ノ輪方面へまっすぐ進んで下さい。

③一つ目の信号を渡り、少し進むと左側に柏葉中学校があります。昭和通りの反対側には、トヨタがあります。

④その辺りからは、下谷3丁目の歩道橋が大きく見えるのでそれに向かって進んで下さい。

⑤下谷3丁目歩道橋の4メートル手前が当院です。

- 何か持っていくものはありますか?
-
ご持参いただくものはありません。必要であれば着替えの用意もあります。
- 健康保険は使えますか?
-
ケガの場合のみ使えます。保険治療は部分的なものなので、首や肩の辛さ、頭痛、腰痛などの慢性疾患で根本改善を目指す場合は、保険適用外となります。
- レントゲンやMRIは必要ですか?
-
必須ではありませんが、お持ち頂いたら施術の際に参考とさせていただきます。また、当院の検査や施術をした上で必要があると判断した場合、お願いすることもあります。

この地域から痛みや体の不調、歩行困難で困っている人をゼロにしたい

病院では症状に対する対症療法が多く、痛み止めは効果がありますが、体が良くなって痛みが和らいでいるわけではありません。体そのものを良くする治療がしたいと思い、ここ入谷に開院して20年が経ちました。
杖をついて辛そうに歩く方もみえますが、そのような状態だと改善に4、5ヶ月はかかってしまいます。症状が軽いうちや煩ってからの時間が短いほうが良くなるのに時間もお金もかかりません。
何か症状が出た時には、もう体が助けてと悲鳴をあげているのです。あなたの体を大切にできるのは、あなたしかいません。かけがえのないあなたの体をそろそろ大切にしてあげませんか。以前痛みで苦労した私だからこそあなたに親身に寄り添います。
のぞみ整体院・接骨院 台東入谷院
院長 佐藤憲総


関節内部の動きに着目した新発想の整体を体験してみませんか?
今月のご予約枠
ご予約多数のため、ご案内できる日時はお問い合わせください。
初回は1日2名まで

根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。