坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は、体の中で最も太い神経である坐骨神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすることで生じる症状です。腰からお尻、太もも裏を通って足先まで広がる痛みやしびれが特徴的です。

これは病名ではなく、様々な原因によって引き起こされる症状の総称です。

痛みの表現は人によって異なり、「ビリビリ」「ピリピリ」「ズキズキ」などと表現されることも多いです。立ったり座ったり歩いたりする日常動作で悪化させ、生活の質を著しく低下させることもあります。

坐骨神経痛を放置すると、痛みやしびれが慢性化し強度が増していきます。夜間の痛みにより睡眠障害が発生し、日中の疲労感や集中力低下を招くこともあります。長期間の神経圧迫により、脚の筋力低下や感覚異常が進行することもあります。

痛みへの不安やストレスから自律神経の乱れを引き起こし、精神的な問題も併発することがあります。排尿・排便障害などの重篤な神経症状が現れる可能性もあり、注意が必要です。

坐骨神経痛の原因

開院以来、当院には坐骨神経痛でお困りの方も数多く来院されています。

これまでの豊富な施術経験から言えるのは、坐骨神経痛の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

坐骨神経痛の原因として、主に次のようなものが挙げられます。

坐骨神経痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

これらの原因により、坐骨神経への圧迫や炎症が生じ、痛みやしびれを引き起こします。単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題を解決できないことが多いのです。

このようにお一人おひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。坐骨神経痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

坐骨神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による副作用（胃腸障害、腎機能障害など）のリスクがあります。根本的な原因を解決するわけではなく、一時的な緩和に留まることが多いです。

神経ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多いです。また、ステロイドの長期使用による免疫力低下や感染リスクの増加などの副作用があります。

理学療法・リハビリテーション

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。症状に合わない運動は悪化の可能性もあります。

坐骨神経痛を改善するために

まずは、あなたの坐骨神経痛の原因を明らかにします。原因を特定しないまま治療を進めても、改善は見込めないからです。

当院は、整形外科的検査に加え、独自の4種類の検査で坐骨神経痛の原因を見極めます。痛みの原因は人それぞれ異なり、適切な治療法も違います。一人ひとりの症状に合わせた治療計画を立て、施術を進めていきます。

痛みの軽減だけでなく、根本的な改善を目指します。関節の機能改善や筋肉のバランス調整、神経への圧迫を取り除くアプローチなど、総合的な治療が効果的です。また、セルフケアとしての日常生活での姿勢や動作の見直しなども指導させて頂きます。

継続的な治療とセルフケアの組み合わせにより、多くの方が症状の改善を実感されています。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

坐骨神経痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

体の動きが本来の設計図通りに機能しないことで、痛みが生じているのです。痛みの部位や程度、身体の反応、動き、力の入り方の変化を総合的に診て、その痛みの原因を特定していきます。

特に当院は、仙腸関節へのアプローチを得意としており、坐骨神経痛の原因となることの多い骨盤の機能異常に対して効果的な関節運動学と新発想の運動療法を融合した独自の治療法を行います。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

この変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。腰痛でお困りなら、ぜひ当院にお任せください。

坐骨神経痛のQ＆A

坐骨神経痛は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息と姿勢改善で自然に改善することもありますが、多くは専門的な治療が必要です。原因となる関節の機能異常や筋肉のバランスの崩れを適切に治療しないままでは症状が慢性化する傾向があります。早期の適切な治療が重要です。

坐骨神経痛の人がやってはいけないことは何ですか？

長時間同じ姿勢を続けることや重い物を持ち上げること、急激な動きや無理な前屈は避けるべきです。症状によっては、腰を反らす動作や足を組む姿勢も神経への圧迫を強めます。

夜間の痛みを軽減する方法はありますか？

寝具の選択や寝る姿勢の工夫が効果的です。横向きに寝る場合は膝の間に枕を挟む、仰向けの場合は膝の下にクッションを入れるなどで神経への圧迫を軽減できます。

坐骨神経痛と診断されたら必ず手術が必要ですか？

いいえ、多くの場合は手術なしで改善が期待できます。当院独自の治療法である関節包内整体法により、手術を回避できたケースは多数となっています。

坐骨神経痛に効果的なストレッチや運動はありますか？

症状の原因によって適切な運動法は異なります。例えば脊柱管狭窄症では前屈のストレッチが、椎間板ヘルニアでは姿勢を正す運動が効果的なことがあります。誤った運動は症状を悪化させる可能性があるので、必ず専門家の指導のもと行ってください。

坐骨神経痛と腰痛の違いは何ですか？

腰痛は腰部に限った痛みですが、坐骨神経痛は坐骨神経に沿ってお尻から足にかけて放散する痛みやしびれを特徴とします。両者は併存することも多く、腰の問題が原因で坐骨神経痛が生じることもあります。

坐骨神経痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

坐骨神経痛の症状でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。お一人おひとりの症状に合わせた治療計画で、痛みのない生活を取り戻すお手伝いをいたします。

坐骨神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。症状が気になる方は、お一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。