肩こり

肩こりとは

肩こりは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、重だるさやこわばり、痛み、不快感などがある症状です。特に首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉が中心となって起こります。頭痛や吐き気などの症状を伴うことも多く、日常生活に支障をきたすこともあります。

厚生労働省の調査によると、肩こりは日本人が日常生活で自覚している症状の中で、女性では第1位、男性では第2位となっています。首筋や肩がこると答えた人の割合は72.5%にも上り、4人に3人が肩こりを経験していることになります。

特に30代・40代に多く見られる症状ですが、最近では、パソコンやスマートフォンの普及により若年層でも増加傾向となっています。

放置すると、慢性的な頭痛やめまいが発生し、日常生活に支障をきたすことがあります。肩周辺の筋肉が常に緊張状態となり、脳がリラックスできず睡眠障害を引き起こすこともあります。

また、腕や手にしびれを感じるようになり、細かい作業が困難になることもあります。血行不良により疲労物質が蓄積し、痛みの悪循環に陥ってしまいます。

さらに重症化すると頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなどの疾患につながる可能性もあるのです。

肩こりの原因

開院以来、当院には肩こりでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの豊富な施術経験から言えるのは、肩こりの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

肩こりの原因として、主に次のようなものが挙げられます。

これらの要因が複合的に作用し、筋肉の持続的収縮を引き起こします。さらに筋肉の防御反応が筋膜の癒着を生み、関節可動域を制限してしまい悪循環に陥ります。

長時間同じ姿勢でいることで、首や肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなります。特にパソコンやスマホ操作時に首を前に突き出す姿勢は肩こりを悪化させます。

また精神的なストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりの原因となります。

このように一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。肩こりでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩こりへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な効果にとどまり、根本的な解決にはなりません。長期使用による副作用のリスクもあります。湿布薬は筋肉痛には有効ですが、肩こりには効果が限定的です。

理学療法

継続的な努力が必要で即効性は期待できない場合もあります。また、一時的な効果にとどまることが多く、正しい方法で続けないと逆に症状が悪化することがあります。

注射療法

強い痛みを一時的に和らげるのに役立ちますが、根本治療ではなく、効果が切れるとまた痛みが戻ることが多いです。繰り返し行うことで組織の損傷や副作用のリスクもあります。

肩こりを改善するために

まずは、あなたの肩こりの原因を明らかにします。原因を特定しないまま治療を進めても、改善は見込めないからです。

当院は、整形外科的検査に加え、独自の4種類の検査で肩こりの原因を見極めます。そして明確な根拠を元に計画的に施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

肩こりの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。体の動きが本来の設計図通りに機能しないことで、痛みが生じているのです。

当院の関節内部の動きに着目した施術は、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善します。特に首や肩の関節の動きを正常化することで、神経の圧迫を解放し、痛みやこりを軽減します。

また、日常生活での姿勢改善や適切な運動方法、ストレッチなどのセルフケア指導も行います。これにより、施術効果を持続させ、再発を防ぎます。

肩こりは一度の施術で完全に解消するものではありません。継続的なケアと生活習慣の改善が大切です。当院では、あなたの生活スタイルに合わせた無理のない改善プランを考えます。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

この変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。肩こりでお困りなら、ぜひ当院にお任せください。

肩こりのQ＆A

肩こりは自然に治りますか？

軽度の肩こりは休息や生活習慣の改善で軽減することもありますが、慢性化した肩こりは自然治癒が難しいです。原因を特定し、生活習慣の改善や専門的なアプローチを組み合わせることで、症状を大幅に軽減できます。

肩こりの人がやってはいけないことは？

同じ姿勢を長時間続けること、重い荷物を片方の肩だけで持つこと、寒いところに長時間いることは避けましょう。また、強い力でのマッサージは筋肉を傷つける可能性があります。適切なストレッチと温めることを心がけてください。

肩こりと頭痛の関係はありますか？

肩こりがひどくなると、首から頭部にかけての筋肉の緊張が頭痛を引き起こすことがあります。特に後頭部からこめかみにかけての痛みは肩こり由来の可能性が高いです。両方の症状がある場合は総合的なアプローチが効果的です。

パソコン作業中の肩こり予防法はありますか？

1時間に一度は休憩を取り、首や肩のストレッチをすることが重要です。モニターの高さを目線に合わせ、背筋を伸ばした姿勢を保つよう心がけましょう。また、定期的に遠くを見ることで眼精疲労も予防できます。

肩こりと睡眠の関係はありますか？

肩こりは睡眠の質を低下させ、睡眠不足は肩こりを悪化させるという悪循環を生みます。適切な枕の選択や就寝前のリラックスタイムの確保も大切です。睡眠環境を整えることで、肩こりの改善にも繋がります。

肩こりは完治しますか？

多くの肩こりは適切なケアと生活習慣の改善により大幅に軽減できます。完全に症状がなくなるかどうかは個人差がありますが、原因に応じた適切なアプローチを継続することで、快適な日常生活を取り戻すことは十分可能です。

肩こりで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

肩こりの改善は、単に痛みやこりがなくなるだけでなく、生活の質全体を向上させます。当院の施術を受けた多くの患者さんが日常生活の快適さを取り戻しています。

肩こりは放置すればするほど慢性化し、改善が難しくなります。だからこそ早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。

少しでも気になる症状があれば、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。