むちうち

むちうちとは

むちうちとは、交通事故やスポーツ中の衝突などで首に強い衝撃が加わることにより、首がムチのようにしなって起こる首周辺の損傷です。

正式には「頸椎捻挫」や「外傷性頸部症候群」と呼ばれ、首の筋肉、靭帯、神経などが損傷することで様々な症状が現れます。

事故直後には症状が現れないことも多く、数日から数週間後に痛みやしびれなどの症状が出現するのが特徴です。

厚生労働省の統計によると、交通事故による負傷者数は年間約40万人に上り、そのうち約7割がむちうちなどの頸部損傷を含む軽傷者とされています。これは年間約28万人がむちうち症状に悩まされている可能性があることを示しています。

むちうちを適切に治療せずに放置すると、慢性的な首の痛みや頭痛が続き、日常生活に長期間支障をきたす可能性があります。神経の損傷が進行すると手足のしびれや麻痺が悪化し、細かい作業が困難になることもあります。

さらに、自律神経失調症によるめまいや吐き気、不眠症状が慢性化し、仕事や家事の能力が著しく低下する恐れがあります。

むちうちの原因

開院以来、当院にはむちうちでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの豊富な施術経験から言えるのは、むちうちの原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

むちうちの原因として、主に次のようなものが挙げられます。

むちうちはこのようなさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

首周辺の筋肉が疲労し、硬直することで血流が悪化し、痛みを引き起こす場合もあれば、関節が動かしにくくなったことにより、筋肉が防御反応として硬直し、元の柔軟性を失うことがあります。この状態が続くと、症状が慢性化する可能性があります。

また、頸椎や首の関節に過度な負荷がかかったり、椎間板や頸椎が神経を圧迫することで、炎症が発生し、強い痛みを伴うこともあります。

このように一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。むちうちでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むちうちへの対応として、次のようなものが一般的です。

安静・固定療法

長期間の固定により筋力低下や関節の拘縮が起こり、かえって回復が遅れる可能性があります。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬の効果が切れると症状が再発し、長期服用による副作用のリスクもあります。

物理療法

効果に個人差があり、症状によっては刺激が強すぎて悪化する場合があります。効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院が必要で患者の負担が大きくなります。

むちうちを改善するために

まずは、あなたのむちうちの原因を見極めます。原因を特定しないまま治療を進めても、改善は見込めないからです。

当院は、整形外科的検査に加え、独自の4種類の検査でむちうちの原因を見極めます。そして明確な根拠を元に計画的に施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

むちうちの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

体の動きが本来の設計図通りに機能しないことで、痛みが生じています。圧痛による痛みの部位や程度、身体の反応、動き、力の入り方の変化を総合的に診て、その痛みの原因を特定していきます。

そして、当院は、痛みの軽減や関節可動域の改善に効果的な治療である関節内部の動きに着目した治療法で改善へと導きます。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

この変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。むちうちでお困りなら、ぜひ当院にお任せください。

むちうちのQ＆A

むちうちは自然に治りますか？

軽度のむちうちは適切な安静により自然治癒することもありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると慢性化のリスクが高まるため、早期の治療をお勧めします。

むちうちの人がやってはいけないことは？

急激な首の動き、重い物を持つ作業、長時間の同一姿勢、激しい運動は避けるべきです。これらの動作は症状を悪化させる可能性があります。

事故直後は痛くなかったのになぜ後から症状が出るのですか？

事故直後は興奮状態で痛みを感じにくく、炎症や筋肉の緊張が時間をかけて進行するため、数日後に症状が現れることが一般的です。

レントゲンで異常がないのに痛みがあるのはなぜですか？

レントゲンでは骨の異常しか分からず、筋肉や靭帯、神経の損傷は映りません。MRIなどの詳しい検査が必要な場合があります。

むちうちの治療期間はどのくらいかかりますか？

症状の程度により異なりますが、軽度で数週間、重度の場合は数ヶ月から半年以上かかることもあります。早期治療が回復を早めます。

後遺症が残る可能性はありますか？

適切な治療を受けずに放置すると慢性的な痛みやしびれが残る可能性があります。早期の適切な治療により後遺症のリスクを軽減できます。

むちうちで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

むちうちは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。