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インピンジメント症候群



- 腕を60度から120度の角度に上げると肩に鋭い痛みが走る
- 夜中に肩の痛みで目が覚めてしまう
- 洗濯物を干すときや棚の上の物を取るときに痛みを感じる
- テニスや野球、ゴルフなどのスポーツで思い切りプレーできない
- 痛み止めや湿布を使っても根本的な改善が感じられない
- エプロンのひもを結ぶ動作や脇の下を洗う動作で肩の前方に痛みが出る
- 仕事でのパソコン作業中に肩がだるくなり集中力が続かない
- 整形外科以外にどこに相談すればいいか分からない

インピンジメント症候群とは
インピンジメント症候群とは、肩を上げる動作の際に肩の骨と骨の間で腱や軟部組織が挟まれて衝突し、炎症や痛みを引き起こす状態です。「インピンジメント」とは「衝突する」という意味で、肩甲骨の突起部分と上腕骨の間で筋肉の腱や滑液包という潤滑組織が繰り返し挟まれることで発症します。
肩関節は人体で最も可動域の広い関節ですが、その分構造が複雑で、日常生活やスポーツ活動での繰り返し動作により負担がかかりやすい部位でもあります。

特に腕を肩の高さまで上げる動作や後ろに回す動作で痛みが強くなるのが特徴です。野球やテニスなどのオーバーハンドスポーツをする方に多く見られますが、日常生活での反復動作でも発症することがあります。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、肩こりや肩の痛みを訴える人は年々増加傾向にあり、特に40代から50代の働き盛りの世代で顕著です。インピンジメント症候群は肩関節疾患の中でも最も頻度の高い疾患の一つとされており、推定で成人人口の約5~10%程度が潜在的に症状を抱えていると考えられています。

インピンジメント症候群を放置すると、初期の軽い痛みから徐々に症状が悪化し、最終的には腱板断裂という深刻な状態に進行する可能性があります。炎症が慢性化すると肩関節の可動域が制限され、日常生活での基本的な動作が困難になります。
また、夜間痛が悪化して睡眠の質が低下し、慢性的な疲労や集中力の低下を招きます。痛みをかばうために反対側の肩や首、腰に負担がかかり、全身のバランスが崩れて二次的な症状を引き起こします。
重症化すると腱板が完全に断裂し、手術が必要になる可能性があります。
インピンジメント症候群の原因
開院以来、当院にはインピンジメント症候群でお困りの方も来院されています。
これまでの豊富な施術経験から言えるのは、インピンジメント症候群の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

インピンジメント症候群の原因として、主に次のようなものが挙げられます。
- オーバーユース(使いすぎ)
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野球の投球動作やテニスのサーブなど、肩を繰り返し使用することで肩峰下の腱や滑液包に炎症が起こります。
- 肩甲上腕リズムの不全
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肩を上げる動作は複数の関節が連動して行われますが、年齢や疲労、姿勢不良により他の関節に問題が生じ、肩への負担が増加します。
- 骨形態の個人差
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生まれつき肩峰が下方に突出している場合や、加齢により肩峰下に骨棘が形成されることで衝突が起こりやすくなります。
- 筋力バランスの崩れ
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肩のインナーマッスルとアウターマッスルのバランスが崩れることで、肩甲上腕関節の安定性が低下し衝突を誘発します。
- 姿勢不良
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猫背や巻き肩などの不良姿勢により、肩甲骨の位置が変化し、正常な肩の動きが阻害されます。
- 加齢による腱の変性
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年齢とともに腱の弾力性が低下し、血流も悪くなることで炎症が起こりやすくなります。
インピンジメント症候群はこのようなさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。
肩周辺の筋肉が疲労し、硬直することで血流が悪化し、痛みを引き起こす場合もあれば、関節が動かしにくくなったことにより、筋肉が防御反応として硬直し、元の柔軟性を失うことがあります。この状態が続くと、肩の痛みが慢性化する可能性があります。
また、肩甲上腕関節や肩鎖関節に過度な負荷がかかったり、腱や滑液包が骨に挟まれることで、炎症が発生し、強い痛みを伴うこともあります。
このようにお一人おひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。
病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。インピンジメント症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います
インピンジメント症候群への対応として、次のようなものが一般的です。
- 薬物療法
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非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や痛み止めの内服、湿布薬の処方により炎症と痛みの軽減を図る
- 注射療法
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ステロイド注射や局所麻酔薬の注射により、直接患部の炎症を抑制し痛みを緩和する
- 物理療法
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電気治療や超音波治療、温熱療法により血行促進と筋緊張の緩和を行う
- 運動療法
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理学療法士による指導のもと、肩関節周囲筋の筋力強化と可動域改善を目的とした運動を実施する
- 手術療法
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保存的治療で改善しない場合、関節鏡を用いた肩峰下除圧術や腱板修復術を行う
薬物療法
一時的な症状緩和にとどまり根本的な改善にはならず、長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあります。
注射療法
効果は一時的で繰り返し注射が必要になることが多く、感染リスクや組織の萎縮などの合併症の可能性があります。
物理療法
機器による治療のため個人の状態に応じた細かな調整が難しく、効果に個人差があります。
運動療法
正しい方法で継続的に行う必要があります。また、自己流で行うと症状が悪化する可能性があります。
手術療法
侵襲的な治療のため感染や神経損傷などのリスクがあり、術後の長期リハビリが必要です。
インピンジメント症候群を改善するために
まずは、あなたのインピンジメント症候群の原因を見極めます。原因を特定しないまま治療を進めても、改善は見込めないからです。

当院は、整形外科的検査に加え、独自の4種類の検査でインピンジメント症候群の原因を見定めます。そして明確な根拠を元に計画的に施術を進めていきます。
当院の特徴
国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。
当院 | グループ院 | |
---|---|---|
施術者 | 最後まで担当 | 国家資格を持つ院長が技術レベルに差が生じる | 施術者によって
検査 | 原因を特定 | 整形外科検査と独自検査で検査がない場合や検査結果が共有されていない |
施術 | 不調全般に対応 可能 | 痛みだけでなく体の(肩こり・腰痛のみ) | 対応範囲に限度
インピンジメント症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。
体の動きが本来の設計図通りに機能しないことで、痛みが生じています。痛みの部位や程度、身体の反応、動き、力の入り方の変化を総合的に診て、その痛みの原因を特定していきます。
これらの検査結果から、治療計画を立てて、お一人おひとりの症状に最適な施術で改善へと導きます。
身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。
この変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。インピンジメント症候群でお困りなら、ぜひ当院にお任せください。
インピンジメント症候群のQ&A
- インピンジメント症候群は自然に治りますか?
-
軽度の場合は適切な安静と生活習慣の改善により自然治癒することもありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると症状が悪化し腱板断裂に進行する可能性があるため、早期の適切な治療をお勧めします。
- インピンジメント症候群の人がやってはいけないことは?
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頭上での重い物の持ち上げ、無理な肩の動かし方、痛みを我慢してのスポーツ継続は避けてください。また、長時間の同一姿勢や猫背などの不良姿勢も症状を悪化させる要因となります。
- インピンジメント症候群と腱板断裂の違いは何ですか?
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インピンジメント症候群は腱の炎症段階で、適切な治療により改善が期待できます。腱板断裂は腱が実際に切れた状態で、より重篤な症状となり手術が必要になることもあります。
- 五十肩とインピンジメント症候群の違いは何ですか?
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五十肩は肩関節全体の拘縮により動きが制限されますが、インピンジメント症候群は特定の角度での挟み込みによる痛みが特徴的で、可動域制限は限定的です。
- どのくらいの期間で改善しますか?
-
症状の程度や治療への反応により個人差がありますが、適切な治療を行えば軽度なら2~4週間、中等度でも2~3ヶ月程度で改善が期待できます。重要なのは早期治療と継続的なケアです。
- 運動は続けても大丈夫ですか?
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痛みを伴う動作は避け、症状に応じて運動強度を調整する必要があります。専門家の指導のもと、適切な運動療法を行うことで症状改善と再発予防が可能です。完全な運動中止は必要ありません。
- 若い人でもなりますか?
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スポーツ活動が盛んな若年者や特定の職業の方でも発症することがあります。年齢に関係なく適切な予防と早期治療が大切です。
- 両肩同時に発症することはありますか?
-
可能性はありますが、多くの場合は片側から始まり、かばう動作により反対側にも負担がかかることで両側性になることがあります。
- 夜間痛はなぜ起こるのですか?
-
炎症が強い時期に特徴的な症状で、横になることで血流が変化し炎症部位への圧迫が増すことが原因です。また、日中の活動による疲労の蓄積も夜間痛を増強させる要因となります。

インピンジメント症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

- 痛みを気にせずテニスやゴルフなどの趣味を思い切り楽しめるようになる
- 夜間痛がなくなり質の良い睡眠を取れて日中の集中力と活力が向上する
- 洗濯物干しや棚の整理など日常生活の動作がスムーズに行えるようになる
- 仕事でのパソコン作業時の肩の不快感がなくなり集中できるようになる
- 薬に頼らない健康的な生活を送ることができ、将来への不安が解消される
インピンジメント症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。


佐藤先生は、私が開発したJTAフラッシュリプロ療法を早くから学び、マスターされた先生です。
体の痛みや不調が引き起こされるのは関節や姿勢、運動が問題となっています。この療法は、正常な関節運動に戻してくれる手法です。
長年の膝や肩の痛み、腰痛などおありでしたら、こちらの院で施術を受けると体の動きが変わったと実感できるはずです。
理学療法士 笹川大瑛 先生
日本JTA代表
一般社団法人日本身体運動科学研究所代表理事
JTAフラッシュリプロ療法開発者。雑誌の取材や国内外で講演も行っている。




国家資格を持つ院長が
最後まで担当

柔道整復師の国家資格者で臨床27年のべ10万人以上の経験を持つ院長が、問診から施術まですべてを担当します。安全で高いレベルの治療を受けることができますので、安心してお越し下さい。
施術者に国家資格があるかどうかわからず、またスタッフが多くいるとあなたの体の状態を共有していない場合や施術レベルにばらつきが出てしまう可能性があります。
4種類の独自検査で
「不調の原因」を特定

整形外科検査はもとより当院独自の力の入り方や可動性のテスト、痛みが誘発される動きがある場合は筋肉反射テストを使い、不調の原因を特定します。最短で改善へ導くために、検査はとても重要です。
検査をしない場合や痛いところだけを施術をすることが多いようです。痛むところに原因があるとは限らないので、その場合は改善しません。
関節内部の動きに着目した新発想の整体

当院の治療は、独自の手技療法で強い力を加えるものではありません。またそれ自体が原因特定のアプローチにもなります。原因を特定し、根本改善へと導く施術を行います。
なかには瞬間的に力を加えたり、痛くても無理に揉んだり動かしたりする治療もあります。それでは変化が出たとしても原因が特定できず、治療期間や治療頻度の判断も難しくなります。
整形外科病院での豊富な臨床経験

整形外科病院で7年間経験を積みました。一般的な疾患や珍しい疾患まで、普通の治療院の10倍ほどの臨床経験があります。多様な症状に対応可能です。
こだわりの通いやすさ

改善のために通いやすさも重要ポイントです。入谷駅から徒歩5分、三ノ輪駅から7分。最終受付は19時。間に合わない場合はお電話ください。土曜日も開院。完全予約制ですので、お待たせしません。また、継続可能なように治療費も良心的に設定しています。

①問診票への記入

電話でお問い合わせの方は重複するかもしれませんが、あなたの状態を知る貴重な情報となります。できるだけ詳しくご記入下さい。記入しづらいことなどありましたら、問診時に直接お伝え下さい。
②問診

初対面で緊張されるかもしれませんが、思うように話して下さい。経過の長い方やお悩みの多い方は、過去のケガや病気、生活習慣などをお聞きする場合もあります。将来的な目標などもお伺いします。
③一般検査

整形外科的検査、動きの検査、圧痛検査などを行い、体の状態を把握していきます。ぎっくり腰や寝違えなどで痛むときは、動かしやすい方と動かしにくい方だけでもある程度状態がわかります。
④当院独自の検査

現時点での姿勢を支える力を把握し、力の変化をみることで治療の優先順位が決まります。また、これは治癒力の検査でもあります。
⑤検査結果を踏まえ治療法の説明

検査で得られた情報をもとに必要な治療計画を説明します。わからないことや疑問などありましたらご質問ください。
⑥施術

重要な骨盤や体幹の関節に対する治療を痛みのない程度の力で行います。体を緩めるために運動法やマッサージをすることもあります。気になる点がございましたら、遠慮なくおっしゃって下さい。
⑦施術後検査

施術後にどんな変化があったかを確認します。多くの方は、体を動かせる範囲が広くなり、歩くのが辛いようなぎっくり腰でも楽に歩けるようになります。
⑧次回のご予約・会計

あなたの今の体の状態から判断し、次回治療日をご案内いたします。治療費は現金でのお支払いをお願いします。
⑨施術計画書の説明・アドバイス

数回の治療とその後の経過から、治療頻度、期間などあなたにあった治療計画を責任を持ってお伝えします。体が改善するに従い、セルフケアなどのアドバイスも致します。


①日比谷線入谷駅下りホーム(2番線)前方4番出口からが便利です。改札を出るとエスカレーター、階段、その奥にエレベーターにつながる通路があります。

②地上へ出ると、左側に大きな交差点があります。その交差点を左折して下さい。大きな通り(昭和通り)を三ノ輪方面へまっすぐ進んで下さい。

③一つ目の信号を渡り、少し進むと左側に柏葉中学校があります。昭和通りの反対側には、トヨタがあります。

④その辺りからは、下谷3丁目の歩道橋が大きく見えるのでそれに向かって進んで下さい。

⑤下谷3丁目歩道橋の4メートル手前が当院です。

- 何か持っていくものはありますか?
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ご持参いただくものはありません。必要であれば着替えの用意もあります。
- 健康保険は使えますか?
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ケガの場合のみ使えます。保険治療は部分的なものなので、首や肩の辛さ、頭痛、腰痛などの慢性疾患で根本改善を目指す場合は、保険適用外となります。
- レントゲンやMRIは必要ですか?
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必須ではありませんが、お持ち頂いたら施術の際に参考とさせていただきます。また、当院の検査や施術をした上で必要があると判断した場合、お願いすることもあります。

この地域から痛みや体の不調、歩行困難で困っている人をゼロにしたい

病院では症状に対する対症療法が多く、痛み止めは効果がありますが、体が良くなって痛みが和らいでいるわけではありません。体そのものを良くする治療がしたいと思い、ここ入谷に開院して20年が経ちました。
杖をついて辛そうに歩く方もみえますが、そのような状態だと改善に4、5ヶ月はかかってしまいます。症状が軽いうちや煩ってからの時間が短いほうが良くなるのに時間もお金もかかりません。
何か症状が出た時には、もう体が助けてと悲鳴をあげているのです。あなたの体を大切にできるのは、あなたしかいません。かけがえのないあなたの体をそろそろ大切にしてあげませんか。以前痛みで苦労した私だからこそあなたに親身に寄り添います。
のぞみ整体院・接骨院 台東入谷院
院長 佐藤憲総


関節内部の動きに着目した新発想の整体を体験してみませんか?
今月のご予約枠
ご予約多数のため、ご案内できる日時はお問い合わせください。
初回は1日2名まで

根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。